ここ数日、急に猛暑となり日中は体にこたえる気温である。しかし、例年に比べると、夜間は暑さが引いて熱帯夜にならない為か、さほど寝苦しくないのは「不幸中の幸」とでも言うべきだろうか。
さて、当塾のある埼玉県北部の小中学校は8月29日が夏休み明けとなるので、既に夏休みは半分が終わったことになる。
という訳で、塾の中3生に「自分の気持ちとしては『もう半分』、それとも『まだ半分』、どっちかな?」と聞いてみた。答えはーーー全員「もう半分」だった。「まだ宿題が終わっていない」「勉強が計画の半分も進んでいない」という声があった。
ここで夏休み前に計画を立てた事が活きてくる。「まずは学校の宿題のように『絶対にやらなければならないもの』を優先しよう」「その上で、8月末と9月頭の模擬試験に合わせた学習をしよう」と〝計画の再構築〟を勧めた。
「出来なかった事は、仕方ない。それよりも『残りの日数を最大限に活かす』にはどうしたら良いかを考えよう」「そうする事で『少なくとも夏休み後半は充実していたなあ』と自分を納得させる事が出来る」「その経験と気持ちが秋の自主学習を進める自信と原動力になる」
以上は当塾をはじめ、中3生に送る私からのエールである。
『もう半分』『まだ半分』
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