こんにちは。今週は少々早めの不定期の更新になります。ご了承ください。
さて、本日月曜日に新聞に折り込み広告を入れました。
今回は冬期講習会と通年の生徒募集ですが、冬期講習は例年と比べて一部変更しました。
保護者の方からの「英検対策講座を」という声があり、「英検2・準2級」「3・4級」コースを設定しました。定員はそれぞれ6名ずつです。
また、小6生は中学入学後を見越した英語を、中1・2生は苦手な人の多い数学を行います。こちらはそれぞれ5名ずつという定員がございます。
ご関心・ご興味のある方は遠慮なくご一報ください。電話番号は0485851972です。お待ちしています。
ところで保護者の方から「英検対策講座での実績は?」という質問を受けました。
今年の夏休みからこの講座を設定しましたが、その際には準2級コースを受講した2名が10月の英検の1次試験に合格しています。高校1年生と中学1年生です。
これをもって実績を誇るわけではありませんが「対策講座」を名乗っても問題はない内容であると考えます。
また話は変わりますが、高校3年生のクラスでは、早々と大学に推薦合格を決めた生徒さんもいます。「大学で心理学を学び、カウンセラーとして悩める人の助けになりたい」という生徒さんの希望に一歩近づきましたが、この後も努力を続けて自分の夢を実現してくれることでしょう。
さて「勉強が苦手な人の共通項」も三回目。共通項についての話は二回目です。
その特徴は「学習のポイントや疑問点等のメモを取らない」ことです。これは一回目の「学習のポイントや指示を聞いていない」に通じるものです。つまり「集中して授業に取り組んでいない」ということです。
では「メモを取らない」ことのデメリットは何でしょうか?
最も大きなものは「記憶に残らないので、学習内容を理解できない」ことです。聞いていて「分かった!」気になっても、実際に問題を解こうとすると「あれ~っ、どうするんだっけ?」という状況になるのは、これが原因です。
第二のデメリットは「自分の頭の中で『理解』や『疑問』などのスイッチが働かないので、学習内容を消化しきれず、膨らませることも出来ない」ことです。もう少し説明を付け加えますと、メモを取りながら、一つ一つの事項に矢印を付けて方向性を示したり、自分なりの補足説明を加えたり、よく理解できないところに「?」を付けたりすれば、学習内容が有機的につながり理解が進むわけです。つまりメモを取りながらその内容を更に深く学習していることになるのです。
ところが、メモを取らないと「頭の中で理解した」気になっても、実際にその内容が頭の中に定着しているのかはまだ疑問符が付く状態です。ですから、その学習内容を使って問題が解けるかというと、答案用紙に向かって「何だっけ?」となってしまう人が多いわけです。
このように考えると「学習のポイントや疑問点のメモを取る」ことは授業内容を深くかつしっかり理解するには必要不可欠であると言えます。当塾では小学生から「大切なことをしっかりメモすること」と指導していますし、中学生にあると専門のメモ用紙を授業時に手渡してメモを取るようにしています。
さて、以前保護者の方とお話をしていた時に「先生、うちの子は先生が言われるように塾でも学校でも授業の内容をきちんと書いているのに、内容をイマイチ理解していないんですが・・・。どうしてなんでしょうか? 何が原因なんでしょうか?」という、おそらく保護者の方にとっては「深刻な」問題をいただきました。
この件については、次回のブログでお話ししたいと思います。
では、今回はこの辺で。