こんにちは。新年のブログ第一弾です。
今回は「当塾の卒業生」シリーズ第2回です。
Bさんは11月の模試まで伸び悩んでおり、中学校の先生から「志望校を下げたら」とまで言われました。
しかし、そこから3カ月足らずで偏差値を上げて、最終模試では「合格圏」。
自信を持って入試に臨み、みごと合格。
さあ「奇跡の3カ月」に何があったのか、Bさんの話を聞いてみましょう。
はっきり言って、入試を甘く見ていました
兄がこちらの塾で勉強をしていたことから、私も塾に入ることになりました。
私の場合
「将来、やりたい仕事がある」
「そのために行きたい高校も決まっている」
という状況だったため、他の受験生のような
「志望校をどこにしよう」
というような悩みはありませんでした。
そして、部活動が終わる中3の1学期までは成績も順調。
それほど自主学習に取り組んだという意識はなかったのですが、
志望校だった県立H高校(普通科)には十分届く状況だったかと思います。
中学校の定期テストの順位や模擬試験の結果(偏差値)も「H高校へGO!」と感じられるものでしたから。
私はここで兄の事を考えていました。
「お兄ちゃんは、そんなに勉強しているようには見えなかった」
「でもH高校には合格した」
「わたしの中学校の定期テストの結果は、お兄ちゃんよりもいい」
「じゃあ、私は受験勉強をしなくてもH高校に入れるんじゃないか」
今から考えると本当に「甘い」考えだったと思います。
でも、9月下旬の塾の進路指導会では
「合格の可能性を高めるにはもう一息ですね。
中学校のテストの順位よりも、模擬試験の偏差値が見劣りするのは復習不足だと思われます。
実際の入試問題では中3の2学期以降の内容が頻繁に出されるので、特に自主学習が必要です」
と言われしまいました。
それでも私は
「大丈夫。大丈夫。
これまでも何とかなったんだから、今回も何とかなるでしょ」
と高を括っていました。
もちろん、それがとんでもない勘違いだとすぐに気づくことになるのですが。
(次回に続く)