こんにちは。
夏休みもあと2週間余り。ほとんどの受験生はなんだかんだ言いながら自主学習の計画を進めていると思います。
ですが、やはり「全然何もしていない!」という人は毎年のようにいるものです。
この夏休みに「遊び倒した」、あるいは「何もしなかった」ことが秋以降の受験勉強の致命傷になりかねません。
では、何とかそれを最小限の傷に抑えることを考えてみましょう。
まずは「今、やれることは何か?」を、短くなった期間でも考えてみましょう。
ノートやメモを使って書き出してみることが必要ですね。
その中でも特に重要なのは以下のポイントです。
1.学校の宿題は絶対に終わらせる
これを中途半端にして2学期を迎えるのは極めてマズイ状況です。
理由は ①1学期の復習を兼ねている ②成績表(=内申書)に影響を与える可能性がある ③やらなければ「勉強は何もやらなかった」夏休みになる
等が上げられます。
まずは「学校の宿題をしっかり仕上げる」ことを第一に考えて、計画を立てましょう。
これが2学期の学習につながっていきます。
ここで一つアドバイスです。「テキトー」にやると復習効果はありません。真剣に取り組んでください。
2.苦手科目・分野を中心に中学1・2年生の復習をする
いわゆる「受験勉強のやり方」を掴むことを目的にしています。夏休みに勉強していない人は、当然のように1学期中もしていません。
いわばこの時期になって「受験生なのに受験勉強をしていない状態」なのです。
まずはそこからの脱却するためには・・・
7月21日のブログ「これを決めなきゃ始まらない」で各科目の学習方法を参考になさって下さい。
3.高校の学校見学会・説明会・オープンスクールに参加する
夏休みだけではないのですが、高校入試で「動けない受験生」の特徴として「高校の情報を全く集めない」ことが上げられます。
「高校の情報がない」ので「何を基準に志望校を決めたらいいのか分からない」わけですね。
そういった状況を防ぐため、夏休み中に複数の高校の説明会への参加等は必須です。
埼玉県の公立高校の場合、8月中にこれから説明会等を行う高校も多々あります。
ただコロナ禍によって、ほとんどの高校はが事前予約が必要になっています。各高校のHPを確認して参加したいところです。
こうして高校に直接触れることで受験生の関心やモチベーションの向上、志望校の絞り込みが可能になります。
「何だ、7月のブログで言っていたことばかりじゃないか」という方もいらっしゃるでしょう。
そうです、ただこの短い期間に最大の成果を上げるには、しっかりした基本方針のもとに戦略を立てて実行することが必要です。
この基本戦略は変わらないのです。
当塾のある埼玉県深谷市の2学期開始は8月27日。あと2週間余りです。
今まで動いていない人、または動けなかった人はこの残りの期間で出来ることを最大限やって2学期を迎えてほしいですね。
きっと「後半は充実した夏休みだったなあ」と自信につながり、2学期も頑張る気になるはずです。
尚、この件については以下の動画でも解説しています。
インスタグラムもご覧ください。
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