今回の英語でこのシリーズも最後です。
もう少しお付き合いください。
さて、昨年のブログでは
「英作文を得点源にする」
というお話をしました。
今回は、英作文以上に英単語の知識不足に悩んでいる人にお送りします。
まず、埼玉県公立高校入試英語の問題の構成です。例年大問が5つです。
1.リスニング問題
2.基本的な単語の問題
3.長くない英文の読解問題
4.英会話の長文問題
5.短い英文の読解と英作文の問題
さて、本番まで二週間ほどの具体的な英単語学習法ですが・・・
このブログを読んでいる受験生のほとんどは県立高校の過去問を解いていると思います。
まずは、それを用意してください。出来れば過去5年分くらいの問題があるとよいかと思います。
次に、リスニング問題を除いて大問2・3・4・5の意味が分からない英単語を片っ端からマーキングします。
この場合、意味が曖昧なものも当然含みます。
但し、注釈がある単語は除いてください。これらは文科省の必修単語ではないからです。
まずは、最も古い年度の過去問からチェックを始めましょう。ノートに記載してもいいですね。
その上でその単語が含まれている英文の意味が前よりも分かるか確認しましょう。
ここまでで英語や英単語が苦手な人はかなり時間が掛かるはずです。ですから、1日の学習量は過去問1年分を想定するといいですね。
こうして翌日から、徐々に2023年度問題に近づくように学習を進めます。
で一通り終わったら「やった! 終了!」ではありません。
直ぐに2回目の学習に入ります。
しかし、この場合1回目よりも分かる英単語は格段に増えています。
ですから、
「2回目以降は1回目の知識をさらに確実なものにする」
ことが目的です。
こうして接触する英単語が増えるほど、英単語に対する知識も増え、定着していきます。
どうでしょう? 短期間ですが、この学習法を実践すれば英単語は以前ほど困らなくなります。
もう、限られた時間しか残っていない英単語が苦手な受験生におススメの学習法です。
本番まであと2週間! 悔いの残らない学習を続けて下さい!