「時間がない!」・・・ならば最終手段だ!

年内最後のブログです。

 

まもなく年明け。でもすぐに埼玉県内の私立高校の入試が始まります。

その後は最後の模擬試験があって、その結果を待って最終的な公立高校の出願校を考える、という受験生・保護者の方も多いでしょう。

ただ、なんにせよ「時間がない」「力試しの機会がない」という方も多いかと思います。

 

そこでそのような人たち向けに「最終手段」ともいえる方法を考えてみました。

高校受験では模擬試験のように実際の入試問題に近い問題を解くことで、学力の伸長を図ります。

 

しかし埼玉県の場合、北辰テストは1月30日の第8回が最終回で、その前後の日程ではありません。

 

そこで、隣接する都県の模擬試験を受験してみるのです。

 

ここで重要なのは「あくまでも他流試合をする」という事であり、「県内の模試レベルの合否判定までは求めない」ことです。

 

さて、具体的に言うと現時点でも以下の他都県の模擬試験が申し込み可能です。また、中には自宅受験が可能な模擬試験もあるので、出来れば複数の模試を受験することをお勧めします。

 

東京都 Vもぎ(受験日1月16日)

Wもぎ(受験日1月16日)

駿台中学生テスト(受験日1月16日)

群馬県 GSC統一テスト(受験日1月23日)

 

出題形式や問題傾向など、埼玉県の公立高校入試とは異なる点がありますが、他流試合や実力の確認をする良い機会になるはずです。

 

 

さて、もう一つの最終手段ですが、

他県の過去問を解いてみることです。

 

ほとんどの受験生は現在冬期講習会に参加していると思いますが、特に埼玉県の公立高校入試の過去問を学習している人も多いのではないでしょうか。

それは一番公立高校入試対策として効果的な学習法です。

 

ただしさらに学習効果を高めたいのであれば、上記のように他都県の模試を受験するような「他流試合」を実施するべきでしょう。

そうすることで、これまでの埼玉県公立高校入試では出なかった分野等に対する対策も出来るようになります。

何よりも埼玉県とは違った傾向の問題に対応しなければならないわけですから、思考力のトレーニングにはうってつけといえます。

ご参考までに申し上げますと、私が見た限りでは群馬県の公立高校の入試問題が埼玉県の入試対策の補完をしてくれる絶好のパートーナーとなりそうです。

 

現在ではネットでも簡単に購入できますし、大型の古書取扱店での在庫もよく見かけます。

という訳で「もう時間がない」と言っている受験生とその保護者の方には「他都県の模試」「他都県の過去問」を他流試合の相手として、この時期に効果的な学習方法の一つとしてお勧めいたします。

 

尚、この件については以下の動画でも解説しています。

 

 

 

さて冒頭でも申しましtが、今年はこれが最後の記事となりました。一年間お世話になりました。ありがとうございました。

来たるべき2022年が受験生をはじめ、保護者の方々にも素晴らしいものとなりますようにお祈り申し上げます。

 

また、来年も宜しくお願い致します。

 

 

 

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