こんにちは。暖冬でスキー場や農家の方々のように雪が必要な人には大変な事態になっていますね。
「寒くないから、体調を崩す生徒さんが出なくていい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は近隣の小中学校・高校ではインフルエンザが徐々に広まりつつあります。来週の水曜日が埼玉県の私立高校の入試解禁日なので、影響が出ないといいのですが。
さて、実は先週末には隣接する群馬県の私立高校入試が一足早く行われました。当塾からも受験生がチャレンジしましたが、明日結果が出ることになっています。吉報を待つだけです。
ところで、今週のタイトル「埼玉県の公立高校入試『理科』の問題を予想してみる」も3年目になりました。
ここで予想するのはすべての分野がまんべんなく出題される「大問1」ではなく、地学の「大問2」・生物の「大問3」・化学の「大問4」・物理の「大問5」です。
一昨年はものの見事に的中しましたが、昨年は残念ながらほとんど外れてしまいました。
それでもこの予想を行うのは「理科はこの後入試まで何を勉強したらいいのか分からない」と悲鳴を上げている人の気持ちを少しでも楽にできたらと考えているからです。
では、過去の出題を確認して、今年度の大問2・3・4・5の出題を考察してみましょう。
まずは「大問2・地学」です。2010年度入試以降の出題は以下のようになっています。
2010年度 日食(中3・天文)
2011年度 火山と地質(中1・地質)
2012年度 日本の気象(中2・気象)
2013年度 太陽系(中3・天文)
2014年度 地層(中1・地質)
2015年度 恒星(中3・天文)
2016年度 湿度・雲(中2・気象)
2017年度 地震(中1・地質)
2018年度 月と金星(中3・天文)
2019年度 火山(中1・地質)
このように時系列に並べてみると、私があえて言うまでもなく「今年はO年生の・・が出題されるんじゃないか」ということがお分かりいただけると思います。
では、続いて「大問3・生物」です。こちらも2010年度入試からの出題を並べてみます。
2010年度 細胞(中2・動物)
2011年度 遺伝(中3・生殖)
2012年度 植物の分類(中1・植物)
2013年度 動物の分類(中2・動物)
2014年度 消化器官(中2・動物)
2015年度 植物のつくり・生殖(中1・植物)
2016年度 生態系(中3)
2017年度 循環器(中2・動物)
2018年度 遺伝(中3・生殖)
2019年度 食物連鎖(中3)
生物は地学と異なり、同じ学年のものを2年連続で出題することが2回ありました(2012/13年度・2018/19年度)。
ただ、流石に「3年連続で同じ学年の内容から出題」は考えにくいので、今年度は中1、もしくは中2の内容からの出題になる可能性が高いかと思います。
さて、残すは「大問3・化学」「大問4・物理」ですが、こちらは来週に考察したいと思います。