(前回の続き)
先生と私で話し合って決めたスケジュールは次のようなものでした。
・ 現在11月下旬。直前の12月冒頭の模擬試験に対しての特別な勉強はしない。
> これだけ短期間では学習の成果は出にくい。
・ ではどこをターゲットにするのか? 1月下旬に行われる入試前最後の模試とする。
> この結果で最終志望校を決めればよい。
・ 今後、冬休みまで4週間ほどだが、この期間には中3の2学期の学習内容を復習する。
> 自主学習テキスト使って、復習していく。これまで以上に丁寧に取り組み、穴を埋めていく。
・ 冬期講習会では塾は県立高校入試の過去問を徹底的に研究するので、これの復習が最大のポイントである。
> これによって理解できている部分を確認し、出来ていない箇所を復習することで学習効率を上げる。
・ 私の場合、英語はH高校のレベルに到達しているが、他の4教科がまんべんなく力不足になっている。
> そこから考えられることは数理社国の復習を中心に学習計画を立てる必要がある。
ここで私と先生は毎日の学習時間を決めませんでした。
先生は
「自分でH高校に行きたい! って言ったんだから、どれ位の学習量が必要かは分かるだろう。
そうすれば、毎日の学習時間だって簡単に算出できるはずだ。
で、それが出来なければ、君の『H高校に行きたい』という発言は心の底からのものでなかったという事だ」
と言っていました。
こうしてみると、ちょっと冷たいようにも聞こえますが、
「本心から『その高校に行きたい』と思っていなければ、この時期には自分から進んで動けない。
そういう受験生は『その高校を目指す』のが本心でなかったという事だから、それを強制されるのは辛いはず。
むしろ、まだ志望校の決定で悩んでいるケースが大半だ。そちらをどうにかしないと」
という先生の言葉を聞いて納得したことを思い出しました。
こうして、先生との学習計画を立てて、それを実行し、冬休み、そして冬期講習会を迎えました。
この時にはまさかの結果になるとは知りませんでした。
(次回に続く)