「説明会ではこれを聞け!」 高校説明会・オープンスクールへの参加

こんにちは。お久しぶりです。

本日からブログを再開したいと思います。

しばらくは不定期の更新となりますが、ご了承ください。

 

また、先日下書きをしておいた記事が掲載されてしまいました。

こちらもお詫び申し上げます。

 

 

さて、7月20・21日はさいたま新都心のさいたまスーパーアリーナで「彩の国進学フェア」が開催されています。

また、夏休み期間中に各高校でも説明会・オープンスクール等の行事が目白押しです。

この機会を利用して、志望校の絞り込み、或いは決定をしたいと考える保護者の方と受験生も多いと思います。

 

そこで、今回は説明会でどこを見て、何を聞いて、どんな質問をすればいいのかについて塾講師27年の経験からお話しします。

 

まずは

受験生とその高校との相性を見る

ことでしょう。

 

特に考えるべきはその高校の「校風」「基本方針」です。

勉強や普段の生活についても「生徒の自主性に任せる」のと「生徒の可能性を最大限に引き出す指導を行う」

というのでは、生徒さんの性格上「その高校に合う」「合わない」ということは必ず出てきます。

 

第二に

その高校を卒業したら、どのような道があるのか?

についてです。

 

大学への進学を希望している受験生には専門学科、就職を希望する人は進学校に向かないのは自明の理。

であれば、行くべき高校は自ずと絞られます。

「まだ高校卒業後なんて考えていない」という受験生も多いです。

とはいえ、大学進学か、専門学校か、就職かという大雑把な選択でも、説明会前に保護者の方と意見交換しておくことを勧めます。

 

そして最終案件です。それは

現時点の成績で例年の受験生の中でどのくらいの位置にいるのかを聞く

事になります。

 

私立高校の場合、北辰テストなどの模擬試験と学校の成績表からおおよその「目安」を持っています。

ですからこちらも確認は難しくありません。

 

ただ公立高校の場合、募集担当の先生に

模擬試験の「偏差値」を持ち出しても、意味がありません。

もっぱら中学校の成績表という事になりますが、これについても

「う~ん、細かな数値はとっていないですね」

という担当の先生が多いです。

 

そこで成績表に組み合わせて

「塾の先生からこの位の成績だと厳しいと言われましたが、今年の入試では何点くらいがボーダーラインだったのでしょう?」

という質問をすると、ある程度の数値を出してくれる先生方もいらっしゃいます。

 

その際には

「どうしてもこの高校に入りたい!」

という熱意が必要になるので真剣に質問するのがベストです。

 

 

 

昨日のさいたまスーパーアリーナ。写真で見るよりも激こみで、歩くのも大変でした。

 

県北(熊谷・深谷・本庄)の主要公立高校のパんフレット

 

 

受験生にとっては長いようで短い夏休み。

受験勉強も必要ですが、相手の情報を知ることも重要です。

 

高校説明会・オープンスクールをフル活用していきましょう。

 

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