こんにちは。
このシリーズも3回目になりました。
Q「さて、そうして努力の結果みごと合格したH高校。
入ってみて説明会とかで受けた印象と『同じところ』『違ったところ』を教えてもらえるかな?」
A「う~んと、基本的には違ったところはあまりないですね」
「私の場合『自由な校風』の高校がいいと思って入ったわけですけど、
他の高校に進んだ友達の話を聞くと『ウチの高校は本当に自由』だと思います」
「例えば同級生や部活の仲間と何かをやろうとしても、特に縛りがあることもないですし」
「そういう意味では『生徒の個性を殺すことがないようにしよう』っていう方針がよく分かるし、ありがたいです」
Q「そういえば、部活は中学校時代の体育会系と違って文化系をえらんんだよね。どうしてかな?」
A「中学でスポーツはもういいかな、って思ったことが一番大きかったですね。だから高校では新しいことをしたいって思っていました」
Q「ここまで聞いていると、友人関係・部活動ともに充実。文句なしの高校生活じゃないかな?」
A「そう思います。ただ一応『進学校』っていう事になっているので、勉強は手が抜けないです」
「H高校は自由だから、って勉強に手を抜いている人もいますが、1学期の成績表は大変だったと思いますよ」
Q「とは言え期末テストでは学年で上位10%に入ってきたみたいだね」
「合格した時は『私の成績は後ろから数えた方が速い』なんて悲観していたのに」
A「高校入試の受験勉強で、学習する習慣がついたのが一番大きいと思います。
そんなにガリガリと勉強しているわけではないんですが、少しずつ学習すれば誰でも取れる成績だと思います」
Q「ただその『少しずつ学習』っていうのが難しいんだよね・・・。そういう意味では大変よく頑張りました、だね」
Q「さて、話を戻すけど『違ったところ』って何かあるかな?」
A「そうですねえ・・・。あっ、進学校だからきちんとした先生が多いのかなって思っていたんですが」
Q「うん、うん」
A「やたらと個性的な先生が目立ちます」
Q「と言うと?」
A「例えば、教科書を最初から徐々に進めることをしないで、いきなりあっち行ったり、こっち行ったりとか」
「あとはただひたすら板書を続ける先生とか、あまり解説をせずに問題を解くことを中心にする先生とかですね」
「困ったことに、私の苦手科目にそういう先生が多いんですよ」
Q「うわ~っそれは困るねえ。聞いているだけでこっちも頭が痛くなりそうだ」
「同級生も苦戦しているでしょう、そういう先生の授業では? 対策はどうしているのかな?」
A「授業の後で『あれってこういう事だよね?』って確認しあったりしています」
「それから、今の私みたいに塾に通っている人も多いみたいです」
Q「う~ん、そういう場合、授業で理解を深めるのは難しそうだね」
A「友達も『授業だけで分かろうなんて無理』って言っています」
「でも、まあ『違ったところ』っていうとそのくらいですかね」
ということで今回は終了です。
次回は「高校に進学して、その後を考える」について記載したいと思います。
では。