こんにちは。
新学期が始まって1か月を超えて、新しい学校・クラスにも慣れてきた人が多いと思います。
とはいえ急激な環境の変化に弱い人がいるのも事実。
そうした人たちに言われるのが、いわゆる
「5月病」
です。
医学的に見ると「5月病」というのは正式な名称ではないようですが、精神的なストレスにも関わっているので周囲の大人が気を使うべき状況と考えます。
具体的にいうと
・ 何となくやる気が出ない
・ 何をやっても虚しさが心に湧き出て、根気が続かない
・ うまく説明できないが不安がつのる
・ 体が疲れやすい
・ すぐに頭痛・腹痛・吐き気といった症状が出る
など精神的・肉体的に体調不十分を感じさせます。
原因としては
・ 4月からの環境の変化で、精神的・肉体的なストレスがピークに来てしまった
・ ゴールデン・ウイークでストレスから解放されたが、日常生活に戻り、再び「ストレス漬け」の生活に戻ってしまった
等が考えられます。
こうなると解決法としては
「ストレスを過剰に感じない生活にすること」
ということになります。
「今はペースを落としても、後で取り戻せばよい」という考え方で対処するのがよさそうです。
具体的には
・ 学校や塾での学習ペースを落とす
・ 部活動もハードな練習を避け、自分のペースで個人練習に徹する
・ 早寝早起きの生活習慣を確立する
等になりそうです。
となると学校や塾の先生、部活動の顧問にも生徒さんの現状を伝えて、具体的にどのようにしてほしいかを伝えるのが、保護者の方の役割ですね。
こうした生徒さんは、私の25年以上の経験からも何人かに一人はいらっしゃるので、保護者の方からの情報はありがたいと思います。
そうでなければ、単に「怠けている」「最近だれているな」という誤解を招く可能性があるので、遠慮なく情報を伝えていただければと思います。
この件については以下の動画でも解説しています。
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