こんにちは。
関東地方も梅雨入りしましたが、一昨日から夏本番のような暑さになっています。
気温の変化が激しいですね。みんな体調を崩さず頑張ってくれればと思います。
ところで東京都が来年度の公立高校の入試範囲を狭めるという発表をしましたね。
埼玉県も来月初旬には「来年度の公立高校の入試範囲」を発表するとのことですが、やはり範囲は狭まると考えられます。
ただ、当塾では例年同様全ての範囲を学習して、生徒さんには入試に臨んでもらう予定です。
英語の関係代名詞、数学の三平方の定理など、いずれも高校の課程で基礎となる重要な項目が含まれているからです。
さて、先週のブログについて「どういう対策が取れるのか?」という質問を複数の保護者の方からいただきました。
そこで今回は私が考えるその回答について記したいと思います。
前回記載した生徒さん達は、私との会話の中で以下のような点が共通していることが分かってきました。
・ 会話が進んでいないのに「主語」を省略する傾向がある。結果として「それ、誰のこと?」と確認する必要が出てくる。
・ 上記に関連することですが、主語と述語があっていない、いわゆる「主述のねじれ」がみられる話し方をする。
・ 授業では「これが大切だからしっかりメモを取って」と言うと、文頭はほぼ問題ないが、途中から全く違ったことを書いている。
等です。
これらの点から考えられることは「主語と述語をしっかり認識しなおすこと」から「大元凶からの脱出」は始まるという事です。
これまであまり意識してこなかった「誰が」「何は」という『主語』、「どうした」「どんなだ」「何だ」という『述語』をしっかりと会話や作文、読解で利用することが「繰り返しのミス」からの第一歩になるはずです。
例えば保護者の方が生徒さんと話をするときには、今まで以上にこの「主語と述語」を意識して会話されるのがよろしいかと思います。おそらくこれまでは親子の「阿吽の呼吸」で意味を推し量っていたものを「何が?」「どうしたの?」のようにしっかり確認して生徒さんに「主述を明確にして話す、書く」ということの意識を持ってもらうことが重要です。
また自主学習では、国語の教科書の一文一文に「主語には棒線、述語には二重線」を引かせて、文章を読み、理解を深めるという方法もあります。
当然ですが、当塾でもこのように「主述の把握が苦手」な生徒さんには、ある方法を伝授しています。
ここまで読んで関心をお持ちの方は、是非「授業体験」等ご参加ください(もちろん無償です)。
では、本日はこの辺で失礼します。
つまり、織田信長が齊藤道三との会談で発した、『であるか!』はダメということですね。