とことん塾を使い倒す 2

こんにちは。

前回に続き

「とことん塾を使い倒す」の二回目を記します。

 

一回目で

「勉強が苦手な人には『勉強をしないことで被る不利益が分からない』」

「『だから勉強しない』という、悪循環に陥っている」

ということをお話ししました。

 

今回は

「どうすれば、その状況から脱却できるか?」

について、塾講師29年の経験からお話ししたいと思います。

 

一言でいうと

「指示を徹底する」

という事になるかと思います。

 

具体的に言えば

・ こちらからの指示をメモに書かせて、確認のため音読させる

・ プリントをきちんとファイリングさせる。していない場合は授業後に残って実施

・ 授業のメモでも「答えだけを書く」と言った「手抜き」を許さない

・ 上記のようなことは何度も繰り返し行われるので、講師サイドもそれ以上「しつこく」繰り返し指導する

等です。

 

 

そして、ここに学習塾のメリットがあります。

 

小学校高学年以上の生徒さんに保護者の方がこのような「指導」をすると、

反抗的な態度や言動を取る可能性があります。

「正しい理屈」と分かっていても、素直に従えないのですね。

 

また、学校では、1クラス30名以上の生徒さんに対し、

このような細かな指導はなかなか出来ていないのが現状のようです。

 

そこで学習塾の出番がある訳です。

「保護者の方への反発」を防ぎ、

「学校の先生方の目の届きにくいところ」

を繰り返し指導するのは

塾の得意とするところです。

 

特に少人数の塾は生徒さん一人一人に目が届きやすいため、

このような指導を熱心にすることが可能です。

 

前回も申しましたが、

「塾に来るだけで、学習の理解の深化、成績の上昇」

は望めません。

 

まずは

「学習に関する指示の理解」

「それを実行する」

ということが前提になるのは、ここまでの内容でお分かりいただけたかと思います。

 

 

という訳で、本日のお話は終わりにしたいと思います。

 

ではまた。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です