不幸な受験生生活

こんにちは。

2学期の期末テスト、年内最後の模擬試験も終わりました。

今月になって私立高校のWEB出願が始まり、既に「出願した」という人も多いかと思います。

当塾の受験生も、あと1週間足らずで全員が第一希望の最終決定に至る予定です。

 

そんな中、過去の受験生を見ると

「それじゃあ、受験勉強に集中するのは・・・、無理かなア」

という生徒さんがおり、彼らには共通点があることが分かってきました。

今回は、それについてお話をします。

 

 

ケース1:A君の場合)

志望校を決まるための「手順」を取らなかった、

というのがA君の「不幸」といえます。

具体的に言うと

・ 説明会・相談会には不参加

・ パンフレットは集めない、見ない

・ 「この成績ならばこの位の高校に受かりそう」という理由で、志望校を決めようとした

と、こうなれば

「併願の私立高校の入試と最後の模擬試験が終了しても、志望校が決まらない」

のは致し方ないかなあ、と思わせるものでした。

 

ケース2:Bさんの場合)

Bさんのケースは一言でいうと

「勉強しない言い訳が多かった」

という事になります。

こちらも具体的に言うと

・ 弟や妹の世話をするから時間がない

・ 「家事をするように言われた」から時間がない

・ (親戚の)子どもたちの面倒を見るから、勉強時間がない

・ 友達を出かける約束をしたから、勉強できない

そこで、送り迎えをされている保護者の方に話を伺うと

「手伝いなんかしたことないですよ。昔から『しない』という言い訳ばかりでしたから」

とのこと。

ここまでくると逆に「清々しい」とも思えます(笑)。

 

以上2つのケースを見てみると、彼らのような

「不幸な受験生生活」を送らないようにするには次のようなことを心がければいいことが分かります。

・ 自分には「どのような高校が必要か?」という観点から、志望校の選択に入る

・ 志望校を決めるための情報、例えば、説明会・相談会への参加、パンフレットの読み込み、HPのチェックなどを実施する

・ 「自分には志望校までの成績を上げるのにどのくらいの学習量が必要か」を、学習前に検討する

・ 家の手伝いを頼まれても「OO時からXX時までは勉強する」と宣言して自分の時間を確保する

などでしょうか。

 

要約すると

「情報収集」「他者、特に保護者の方とのコミュニケーション」が重要ですね。

 

これは受験生生活、というよりも普段からの生活でも必要とされているのは、中学3年生になれば理解できているはず。

という訳で、

普段からの生活で考えていることを「受験生生活でもしっかり実行」がキーポイントですね。

 

確かに受験生は最後は自分一人だけの力が頼りです。

でも、それまでには受験生一人一人を応援する人がまわりにいます。

みんな、受験生に協力したいと思っています。

そういう周りの人を上手く協力関係を築いて、受験生生活を乗り切りたいですね。

 

 

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