二週間で偏差値を「2」上げる方法!

こんにちは。

埼玉県内の高校受験生の大半は明日、公立高校入試の出願ですね。

「早く入試にならないか」という自信満々の人もいるでしょうし、

「まだ、時間が足りない。もっと前からやっておくんだった」という人もいるでしょう。

 

今日はそんな

「もっと成績を伸ばしたい」

という人にお話をします。

 

特に偏差値が45前後と、全体よりも少し下で

「出来れば50位の偏差値は欲しかった」

という人には良いアドバイスになると思います。

 

このことを実行した人で、

・ 塾内の試算で偏差値を「2」上げた

・ 最後の模試で商業高校(第一希望)の判定を合格圏まで上げてきた

・ もちろん本番の入試でもしっかり結果を出して合格を勝ち取った

という受験生がいました。

 

では、一体全体この人が実施したことは何かというと・・・

「問題文を二度読んで、問われていることを確認する」

という事だけでした。

 

 

当塾の冬期講習会では、毎年過去問を徹底的に研究します。

問題を解いた後に答え合わせと解説、質疑応答をしますが、

その際に、この受験生が

「先生、問5の答えは『ア』じゃないんですか?」

という質問をしてきました。

 

他の受験生からは

「なんで『ア』?」「どう考えても違うよ」という声が上がる中、一人が

「それって、問題をよく読んでないんじゃ・・・」

と言い始めました。

 

そこで質問した生徒に確認すると

「こういう質問はよくあるから、途中まで読んで『たぶんこうだな』と思って答えを選んだ」

「今、読み直してみると、自分が考えていた問題の内容と全然違う」

と分かったようでした。

 

そこで、

「もうどう考えても合格するというのならば、今のままでいいかもしれない」

「でも君はまだギリギリで勝負している。となれば1点でも多くほしいよね」

「そのためには何をすればいいか、分かったんじゃないかな」

と話すと、その受験生は

「このあとは問題文を二回しっかり読んで、答えも見直しをします」

と答え、それを実行しました。

 

その結果が、

・ 翌年分の過去問では5科で偏差値を「2」上げた

・ 最後の模試・入試本番でも落ち着いて実力を発揮できた

のです。

 

 

さて、実際にはどういった科目・内容の質問でこの方針は有効なのでしょう。

もちろん全ての科目で有効ではあるのですが、特に

「他の受験生が『問題文を最後まで読まなくても、途中まで読めば分かる』と思っている問題」

で実行すると効果が高いです。

 

具体的に言うと

 

「国語」

大問1「小説読解」の中で「本文の内容と適当でないものを二つ選べ」のような問題はミスを犯しやすい。

「正しいもの」を選んだり、「答えを一つだけ」選んでしまうなどの危険性がある。

また大問3「論説文」でも「AとBという言葉を使って答えを書きなさい」という問題がよくある。

この場合も、どちらかを、或いは両方を入れ忘れるケースがある。

 

2022年 国語大問1の問5 この「適切でないもの」「二つ」までしっかり読みましょう!

 

 

「社会」

大問1「世界地理」で毎年出題される、各国データの正誤問題は要注意。

せめて概数でいいので計算をしてから、答えを考えよう。

 

等が上げられます。

 

最後の大勝負まであと二週間。

「きちんと問題を読むんだった」という悔いを残さない為にも

「問題文を二回きちんと読んで、内容を確認する」

ことを実行してください。

 

あなたの栄冠は目の前です。

 

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