期末テスト真っ只中という中学校も多いと思います。
また、前々からお知らせしていますが、18日には模擬試験(北辰テスト)がありますが、その後はまもなく夏休みです。
しかし、中学3年生は残念ながら例年通りの楽しい時間を過ごすのは難しいですね。
否、楽しい夏休みにしてもいいのですが、そうすると2学期になってから、受験が徐々に近づいてきたときの後悔の念が大きくなります。
「夏休みにもっと勉強しておくんだった!」
ですね。
そこで今回は
「こうすれば悔いの無い、そして二学期の飛躍につながる夏休みを過ごせる」
というテーマでお送りします。
この夏休み中に受験生がやるべき大きな項目は以下の3点になるでしょう。
・ 中1・2年生の学習内容(出来れば中3の1学期までの範囲)の復習
・ 志望校候補の絞り込みのための説明会、オープン・スクールへの参加
・ 受験生と保護者の方の「高校受験に対する基本方針」の決定のための話し合い
まず「中1・2年生の学習内容の復習」ですが、これは言うまでもなく「受験勉強」です。
埼玉県の場合、ほとんどの受験生が9月5日の模擬試験(北辰テスト)を受けることになると思います。
その際、理科・社会の範囲は中学1・2年生の内容になっています。
また上記に「出来れば中3の1学期までの範囲」と書いたのは、英語と数学がそれに当たるからです。
さて、2学期が始まると多くの受験生が気付くことがあります。
それは「何だか2学期って忙しくないか?」という事です。
その理由ですが、まずは「テスト」が頻繁に行われるようになるからです。
模擬試験(北辰テスト)は9月以降翌年1月まで毎月ありますし、中学校でも地域ごとの「実力テスト」が行われます。
これに内申書の最終決定に多大な影響を与える中間テスト・期末テストもあります。
ですから、2学期の4カ月間は「二週間に一回」テストがあることになります。
また、志望校の決定を中学校の担任の先生と話し合う「三者面談」も行われます。
受験生によっては複数回ということもあります。
このように忙しくると受けたばかりのテストの復習も大変な状況になります。
まして今までのように「のんびり過ごして後で復習すればいいや」というのはかなり時間の無駄になると言えましょう。
そこで2学期には「授業の予習復習をそのまま受験勉強として頑張って、あとで復習する必要がないレベルまで理解を深める」のがベストです。
「夏休み中に出来れば中3の1学期までの範囲の復習を」と当塾が薦めているのはこのような理由によります。
さて「志望校候補の絞り込みのための説明会、オープン・スクールへの参加」「受験生と保護者の方の『高校受験に対する基本方針』の決定のための話し合い」については、次回お話ししたいと思います。
この件については以下の動画でも解説しています。
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