こんにちは。
先週の私立高校の結果もほぼ出そろったと思います。
この後、大半の人はいよいよ公立高校入試ですね。
私立の結果はさておき、気持ちを切り替えましょう!
さて、公立高校入試の問題ですね。
今回は数学についてお話します。
昨年のブログでは
「教科書の例題で解ける大問1の問題」
について記しました。
今年は
「大問1以外に解ける問題を探せ!」
というテーマです。
数学が苦手な人はどうしても
「大問1でどれくらい稼げるか?」あるいは「大問1の問題が解けるだけでいいや」
という気持ちになりがちですが、よくよく全問題を見てみると・・・
「大問2以降も探してみれば教科書レベルの知識で得点できる問題がけっこうある」
ことが分かります。
という訳で、ここ数年の問題から具体例を上げてみます。
尚、以下( )内の数字は、深谷市の中学校で採用されている啓林館の数学の教科書のページ等になります。
こうした例題と問題がこれらの入試問題とほぼ同レベルです。
2023年度 大問2(2)二桁の正の整数の問題 6点
(数学2 27ページ例題2)
2022年度 大問4(1)円の接戦の証明問題 6点
(数学3 173ページ)
2021年度 大問2(2)二次関数・一次関数のグラフ混合問題 5点
(数学3 119ページ問題7)
2020年度 大問2(1)垂線の作図 5点
(数学1 162ページ)
大問3(1)相似の利用 4点
(数学3 115ページ問題4)
大問4(1)二次関数・一次関数のグラフ混合問題 4点 *2021年度参照
2019年度 大問2(1)標本調査 5点
(数学3 213ページ例題1・214ページ)
大問3(1)二次関数・一次関数のグラフ混合問題 4点 *2021年度参照
いかがでしょう。
教科書レベルで解ける問題が出来れば、大問1に4~13点の上乗せが可能です。
数学が苦手な人にはかなり大きなポイントですね。
ただ、これから学習をするときに注意点が一つ。
例題ならば「解き方から答えまでが書いてある」のですが、普通の問題にはありませんよね。
では、どうしたらいいのか?
こういう大ピンチの時には
「中学校や塾の先生に徹底的に質問する」のが一番効果的です。
この時期、受験生はみんな大変だと知っていますから「丁寧に分かるように」教えてくれるはずです。
逆に一番やってはいけないことは「解いたままで答え合わせをしない」ことです。
これでは本番で同類の問題が出ても、自信を持って解くことはできません。
必ず答え合わせをして、問題を解く足掛かりを作りましょう。
さて、今回の数学の対策は以上です。
このシリーズも次回の英語で最終回です。
ではまた来週にお会いしましょう。