一日遅れの更新になります。すみません。
さて、先週お話ししましたように「埼玉県の公立高校入試の数学は大問1が勝負!」と数学が苦手な受験生には伝えています。
では埼玉県の公立高校入試の数学はどのように構成されているのでしょうか? ここ数年の状況を見てみましょう。
2014年度 大問1 12問・50点
大問2 4問・20点
大問3 2問・11点
大問4 3問・19点
2015年度 大問1 12問・50点
大問2 4問・20点
大問3 2問・11点
大問4 3問・19点
2016年度 大問1 12問・50点
大問2 4問・20点
大問3 2問・11点
大問4 3問・19点
2017年度 大問1 12問・48点
大問2 4問・20点
大問3 3問・16点
大問4 3問・16点
参考:2017年度 学校選択問題 大問1 10問・45点
大問2 4問・20点
大問3 3問・17点
大問4 3問・18点
以上ですが、ここ数年では大問1が最も問題数が多く、同時に配点が一番多くなっているのがわかります。と言いますか、高校入試の数学の問題は最初の大問に一番基本的な問題を置くのが一般的な形になっています。
では、平均点はどのように推移しているのでしょうか?
2014年度 45.0点
2015年度 48.1点
2016年度 51.1点
2017年度 44.4点
参考:2017年度 学校選択問題 43.2点
こうしてみると44点~51点の間で推移していることが分かります。「半分出来れば平均超え」と言われる所以ですが、この平均点は私立高校を単願で受験して合格した受験生は含まれていないので、偏差値では「52相当」と言われています。
つまり「全部できればほぼ平均点を超えられる大問1をクリアすることで偏差値52を確保できる」と言ってもいいことになります。
では、大問1はどのような問題で構成されているのでしょうか?
それについては次回で詳しく述べたいと思います。