このテーマも4回目、そして最終回です。
既に二日前に公立高校の出願となり、最終倍率確定は明日明後日の変更期間終了時です。
明日から2日間の変更期間に出願する高校を変更しなければ、その受験生の志望校は確定です。
あとは26日の入試に向かって一直線です。そうです、ここまで来たら
「4.倍率は合格しやすいかそうでないかの要素の一つだが、最終倍率が決定すれば受験生が出来ることはない」
のです。
そう言われても「倍率が高いとやっぱり不安になる」受験生は多いと思います。
そこで、毎年のようにお知らせしていますが、次のような質問を今年の受験生にもします。
「公立高校の入試は内申書(成績表)と入学試験の合計点で争われますが、定員の最後の一人で数人が並んだ場合、誰が合格するのでしょうか?」
答えは
「並んだ人は全員合格になる!」
です。
過去には浦和第一女子高校で定員が358名のところ18人もオーバーして合格者を出したことがありました。
定員358名と言えば9クラスですから、この年の浦和一女高の1年生のクラスには少なくとも2名ずつ「最後の一人」として合格した人がいたわけです。
ここから分かることは「受験生は最後の最後まであきらめてはならない」という事です。
そして、倍率を気にするよりも
「最後の1点を取りに行け!」
というこれまでの先輩に送った言葉を今年の受験生にも送りたいと思います。
尚、この件に関しては以下の動画でも解説しています。是非ご覧ください。