84日で偏差値を7上げる方法⑤  エピローグ

(前回の続き)

 

2月上旬。

最後の模試も終わり、私と母は塾で最後の進路相談会を受けることにしました。

 

冒頭、母が

「やっぱりH高校はダメですよね?」

と先生に聞きました。

 

私たちの前には

・ 中学校の最後の実力テストの結果

・ 1月下旬の最後の模擬試験の結果

が並べられていました。

そして、いずれの結果も偏差値は55に到達していたのです。

 

まあ、母が心配するのも分かります。

私が「まともに」勉強したのは、この2か月間だけと言える状況ですから。

 

それに対して先生は

・ いずれの模試も偏差値55に到達している

・ 授業中の様子を見ると、現在の学習理解度は2か月前とは段違いに進んでいる

 

と言いながら、冬期講習会期間中の入試問題の算出偏差値を見せてくれました。

「このように右肩上がりで、1月の初旬で55レベルを示している訳です。

これらのことから考えると、実力テスト・模試の成績は現時点の学力をそのまま示したものと言えます。

ということは、このあと極端に油断したり、手抜きをしなければ、

H高校は合格の可能性の方が高いと言えます」

と話してくれました。

 

これで母も少し安心したらしく、

「じゃあ、中学校には『H高校を受験する』と報告します」

と言ってくれました。

 

とは言え、実際の受験はまだこれから。

先生の言うとおり

「油断と手抜きは大敵!」

と考えながら、受験本番までの日々を過ごすことになりました。

 

 

(次回に続く?)

 

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