(前回の続き)
2月上旬。
最後の模試も終わり、私と母は塾で最後の進路相談会を受けることにしました。
冒頭、母が
「やっぱりH高校はダメですよね?」
と先生に聞きました。
私たちの前には
・ 中学校の最後の実力テストの結果
・ 1月下旬の最後の模擬試験の結果
が並べられていました。
そして、いずれの結果も偏差値は55に到達していたのです。
まあ、母が心配するのも分かります。
私が「まともに」勉強したのは、この2か月間だけと言える状況ですから。
それに対して先生は
・ いずれの模試も偏差値55に到達している
・ 授業中の様子を見ると、現在の学習理解度は2か月前とは段違いに進んでいる
と言いながら、冬期講習会期間中の入試問題の算出偏差値を見せてくれました。
「このように右肩上がりで、1月の初旬で55レベルを示している訳です。
これらのことから考えると、実力テスト・模試の成績は現時点の学力をそのまま示したものと言えます。
ということは、このあと極端に油断したり、手抜きをしなければ、
H高校は合格の可能性の方が高いと言えます」
と話してくれました。
これで母も少し安心したらしく、
「じゃあ、中学校には『H高校を受験する』と報告します」
と言ってくれました。
とは言え、実際の受験はまだこれから。
先生の言うとおり
「油断と手抜きは大敵!」
と考えながら、受験本番までの日々を過ごすことになりました。
(次回に続く?)